一般社団法人 日本建築協会 ARCHITECTURAL ASSOCIATION OF JAPAN

吉田憲司氏講演会と会員交流懇親会のご案内

■吉田憲司氏講演会

タイトル:
「文化都市・大阪のレガシーその歴史を2025大阪・関西万博につなぐ」

「大阪は商都と呼ばれる。あれは、東京の連中が、大阪をおとしめようとして言い始めたことです。大阪は、昔から、文化都市であった」。

その発言のあと、会場から、わっという歓声と拍手が起こりました。大阪市内でおこなわれた、初代、国立民族学博物館長・梅棹忠夫の講演会での、梅棹の発言です。会場には私も同行したのですが、確か、1997年のことであったと思います。

言われてみれば、その通りです。大仙古墳以来、1500年を超える長い歴史の中で、これほど重層的な文化をもつ都市は、日本には、大阪以外にみられません。その意味で、大阪は日本一の文化都市であると、言っても間違いないと思います。大阪はまた、我が国きっての博覧会都市でもあります。

今回の私の講演では、文化都市・大阪の歴史を振り返り、そのレガシー(遺産)を2025年大阪・関西万博にどう生かしていくのか、そして大阪・関西万博の何をレガシーとして次の時代に手渡すのかを考えます。

■会員交流懇親会

第1部 第69回青年技術者、第5回片岡安賞の発表
第2部 会員交流懇親会
会員相互の情報交換、交流、親交を深めるため会員交流懇親会を開催します。

■日時、場所等

と き 2022年6月30日(木)
●吉田憲司氏講演会 16:30~17:30
●会員交流懇親会
・第1部 青年技術者・片岡安賞発表
 17:40~18:40
・第2部 会員交流懇親会
 19:00~20:00
※終了しました
場 所 「ザ・ガーデンオリエンタル・大阪」
大阪市都島区網島町10-35
定 員 講演会 80名
懇親会 120名
*いずれも先着順
会 費 講演会 無料
懇親会 5000円
事前に下記口座へお振込み下さい
振込先 三井住友銀行大阪中央支店
(普通 860034)
申込先 一般社団法人 日本建築協会
問合せ 電話 : 06-6946-6981
FAX : 06-6946-6984
E-mail : soumu@aaj.or.jp
申込締切 6月20日(月)

*当日は軽装でご出席ください。

※新型コロナウィルス感染の広がり等の状況により、開催中止や実施方法の変更等が生じる場合があります。変更する場合は当協会HPや「建築と社会」 6 月号に掲載するとともに、すでにお申込みいただいた方については、メール等で個別にご連絡いたします。
またご参加の際には、新型コロナウィルス感染予防のため、以下の点にご協力いただきますようお願いいたします。
・マスクの着用
・こまめな手洗い、手指の消毒
・当日の体温確認
体調のすぐれない方は、ご参加をお控えください。

吉田 憲司

講演会講師
吉田憲司(Kenji Yoshida)
国立民族学博物館長

国立民族学博物館の第6代館長。 2017年4月から現職。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科修了(学術博士)。アフリカを中心とした儀礼や仮面の研究を進めるとともに、ミュージアム(博物館・美術館)における文化の表象のあり方を研究している。主な著書に『仮面の世界をさぐる アフリカとミュージアムの往還』(臨川書店、2016)、『宗教の始原を求めて―南部アフリカ聖霊教会の人びと』(岩波書店、2014)、『文化の「肖像」―ネットワーク型ミュージオロジーの試み』(岩波書店、2013)、『文化の「発見」―驚異の部屋からヴァーチャル・ミュージアムまで』(岩波書店、1999)、『仮面の森―アフリカ、チェワ社会における仮面結社、憑霊、邪術』(講談社、1992)など。

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