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- 『古都の占領』をふりかえる - 侵略の歴史が書き換えられる進行中の現代史の中
主催:(一社)日本建築協会京都支部、共催:(公社)日本建築家協会近畿支部京都地域会
令和4年度第1回セミナー『古都の占領』をふりかえる – 侵略の歴史が書き換えられる進行中の現代史の中
座談会 :『古都の占領』著者 西川 祐子氏、デジタル地図作成 河角直美 氏とともに
概要
※今回、講師の御二人はオンラインでのご参加となります。
2017年京都新聞大賞を受賞した「古都の占領」を題材に西川氏にお話を伺う会を開きます。
西川祐子氏は京都大学を修了後、教員、パリ大学留学をへて京都文教大学で2008年まで教鞭をとられてました。フランス文学から女性史、ジェンダー論などの著作やインタビュー調査のご経験から、“生活史”という独自のアプローチで「占領」を記述しておられます。
河角直美氏は立命館大学文学部地域研究域准教授で、専門は近代日本を対象とした歴史地理学、歴史GISを用いたデジタル人文学です。「京都市明細図」のデジタル化に取り組まれ、この本の口絵地図などにも関わられておられます。ここで言う「占領」とはGHQ(連合国軍最高司令部)による日本占領です。
今、ほとんど見えなくなり忘れ去られようとする「占領」とは何だったのか。私たちが京都近現代建築調査時に知った“北村邸”での占領による住宅接収とその後を手掛かりに、座談会形式で貴重なお話を伺う機会にしたいと思います。
日 時 | 2022年5月21日(金) 14:00~16:00(質疑応答含む) ※終了しました |
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申込締切 | 2022年5月17日(火) |
参加費 | 会員1,000円(主催、共催者共)、 一般1,500円、学生無料 |
会場定員 | 5名(先着順) |
会 場 | 京都市北文化会館1階第3会議室 (京都市北区小 山北上総町49番地の2 キタオオジタウン内) 地図はこちら |
最寄駅 | 京都市営地下鉄「北大路」駅下車 京都市バス「北大路バスターミナル」下車 |
申込方法 |
(1)講演会名「5/21セミナー」 (2)氏名 (3)携帯電話番号 (4)勤務先または学校名 (5)会員・一般・学生の別 (6)オンライン・リアル参加の別 (7)CPD申請される方はID番号 上記項目を明記し下記口座にご入金いただき明細票(写真等)添付の上、メールにて下記へお申し込みください。 申し込み登録完了の返信メールを一旦させていただき、オンラインID等の情報送信は開催数日前に送信対応します。 |
振込先 | みずほ銀行 京都中央支店 普通口座 1636694 シャ)ニホンケンチクキョウカイキョウトシブ ※ご入金いただきました参加費の返金は致しかねますので、御了承ねがいます。 |
申込先 | 一般社団法人 日本建築協会 京都支部事務局 TEL : 075-211-2857 FAX : 075-255-6077 E-mail:kyokai-kyotoshibu@kyoto-kenchikushikai.jp |
※会場参加の方は、当日は必ずマスクを着用していただき、発熱・咳等の症状が見られる場合には、出席をご遠慮ください。
「古都の占領」表紙:装幀-間村俊一
北村邸 門屋と塀
栗原邸 門
■講師プロフィール
西川 祐子(にしかわ ゆうこ)
1937年東京生れ、京都育ち。元京都文教大学人間学部教授
専門はフランス文学、女性史、ジェンダー論
著書
「花の妹 岸田俊子伝」岩波現代文庫 2019年
「近代国家と家族モデル」吉川弘文館 2000年
「住まいと家族をめぐる物語-男の家、女の家、性別のない部屋」集英社新書 2004年
「古都の占領 生活史から見る京都 1945-1952」平凡社 2017年
河角 直美(かわすみ なおみ)
立命館大学文学部地域研究域准教授
専門は地理学、地域研究、人文地理学
著書
「京都の歴史災害」思文閣 2012年
「自然と人間の環境史」共著 海青社 2014年
「地図で楽しむ京都の近代」共著 風媒社 2019年
など