一般社団法人 日本建築協会 ARCHITECTURAL ASSOCIATION OF JAPAN

日本建築協会京都支部主催数奇屋建築家 中村昌生氏 講演会

講演タイトル:「和の伝統でつくる」―茶匠の仕事に学ぶ―
今年 米寿、88歳になられた茶室・数奇屋建築研究の第一人者、中村昌生氏は、教育者として、また設計者として活動を続けてこられました。かつて公共茶室(名古屋市 白鳥公園、清羽亭)の設計で、芸術院賞を、また先日は「茶室・数奇屋建築研究の伝統の継承発展に尽くされた功績」に対し「アカデミア賞」を受賞されました。
以上を記念して、今回は特に専門家向けに今までの中村氏の設計作品に基く講演を開催いたします。

日 時 2016年4月29日(金) 14:00~16:00(予定)
※終了しました
定 員 40名(先着順)
参加費 会員1,500円、一般2,000円
会 場 京都商工会議所 2階教室
京都市中京区烏丸通夷川上ル
地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車 南6番出口
ビル地階に直結
地図はこちら
申込方法 下記項目を明記しFAXにて京都支部へお申し込みください。
(1) 講演会名「4/29中村昌生氏講演会」
(2) 氏名
(3) 勤務先名
(4) 電話番号(当日連絡先)
(5) FAX番号
(6) 日本建築協会会員/日本建築家協会会員/一般(非会員)の別
申込先 一般社団法人 日本建築協会 京都支部
〒604-0944
京都市中京区押小路通柳馬場東入橘町641
京都建設会館別館内
TEL : 075-211-2857
FAX : 075-255-6077
事務局(担当:山内・柴谷)
白鳥公園清羽亭

白鳥公園、清羽亭

中村 昌生(なかむら まさお)

■講師プロフィール

中村 昌生(なかむら まさお)

現在京都工芸繊維大学名誉教授・福井工業大学名誉教授、京都伝統建築技術協会理事長。多年にわたり史料研究と創作を通じ「日本建築の伝統」を追究。この間、桂離宮整備懇談会委員、文化財保護審議会専門委員、茶の湯文化学会会長、池坊文化学院長を歴任した。千利休をはじめ有力な茶匠たちがどのように茶室の創作に関わってきたかを、彼らの作風を通じて研究。それが和風建築の形成を推進してきたことを重視しながら、多様な近代和風住宅へ調査研究を進めた。特に茶匠の造形思想と設計法に注目し、それを生かした創作活動が、各地の「公共茶室」の展開に繋がった。伝統建築の継承発展のために、同志の工匠たちと設立された協会の活動は、全国の会員工匠や設計者に見学会・機関誌などを通じ研鑽の機会を提供してきた。また木造建築を教育する日本建築専門学校(菊池安治 昭和62年創立・富士宮市)の設立に尽力し、校長を歴任、現在も理事長を勤める。京都迎賓館の設立に際しては、伝統的技能活用検討会委員長をつとめた。現在「伝統を未来につなげる会」の代表として「伝統構法―匠の技―」をユネスコ無形文化遺産登録を目指す運動に命をかけている。

主 催:(一社)日本建築協会京都支部
共 催:(公社)日本建築家協会京都地域会・文化財担当委員会

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