一般社団法人 日本建築協会 ARCHITECTURAL ASSOCIATION OF JAPAN

令和8年度 情報見学小委員会 主催第39回『茶室』見学会
この催しは建築CPD情報提供制度 認定プログラム申請予定です。

曼殊院は、もと伝教大師最澄の草創に始まり、その後、比叡山西塔北谷に移って東尾坊と称しました。天仁年間(平安後期)に曼殊院と改めた後、御所の北へ移り、明暦2年(1656)、桂離宮の造営を始めた八条宮智仁親王の次男・良尚法親王により、現在地に移されました。父・智仁親王や兄・智忠親王につながる宮廷文化を背景として造営された大書院、小書院は、江戸時代初期の数寄屋風書院の名作で、曼殊院は「小さな桂離宮」とも呼ばれています。その小書院の奥には三畳台目の茶室があり、席中に八つの窓があることから「八窓軒」と称されています。雑木を用いるなど草庵風の趣をもちながら、利休の草庵茶室とは異なり、また織部や遠州の手法だけでは捉えきれない、公家的な美意識もうかがえます。小書院とともに、良尚法親王がさまざまな茶室や建築の手法を取り入れながら、独自の構成を選んだものと考えられます。今回も桐浴先生の解説とともに曼殊院の小書院、茶室を見学し、そこに表れた茶の湯と公家文化との関わりを興味深く感じていただければと思います。

日時 2026年12月5日(土)
13:30~15:30(予定) 受付開始 13:15
定員 30名(先着順)
参加費 会員:4,000円
一般:5,500円
見学先 曼殊院 門跡
所在地 京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
最寄駅 叡山電鉄「修学院駅」徒歩20分
市営バス 「一乗寺清水町」徒歩20分
講師 桐浴邦夫(京都建築専門学校 副校長)
申込方法 (1) 催し名「第39回茶室見学会」
(2) 氏名(フリガナ)
(3) 会員・一般の別
(4) 職場名または学校名
(5) 郵便番号、住所
(6) 当日連絡先電話番号
(7) メールアドレス
(8) CPD単位申請希望者はCPD登録番号を明記
※見学会は参加費の前払い制となっております。お申し込み後、協会よりお支払い方法をご案内いたします。ご入金の確認が取れ次第、参加証をE-mailにてお送りします。
申込先 一般社団法人 日本建築協会(担当:中内)
TEL : 06-6946-6981
FAX : 06-6946-6984
E-mail:jigyoka@aaj.or.jp
締切日 2026年11月20日(金)
※ただし定員になり次第、締め切らせていただきます。
茶室 茶室

■講師プロフィール
桐谷 邦夫
(京都建築専門学校 副校長)
1960年和歌山県生まれ。
京都工芸繊維大学大学院修士課程で中村昌生先生に師事し、その後東京大学で博士号を取得。専門は、建築歴史意匠・茶の湯文化・伝統建築保存活用。著書に『茶室33選 利休・遠洲から近代まで』(a+u建築と都市2022年11月臨時増刊)、『世界で一番やさしい茶室設計』(エクスナレッジ2020)、『茶の湯空間の近代』(思文閣出版2018)、『近代の茶室と数寄屋』淡交社2004)などがある。

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