一般社団法人 日本建築協会 ARCHITECTURAL ASSOCIATION OF JAPAN

令和5年度 (一社)日本建築協会第36回『茶室』見学会
CPD単位申請4 単位

■妙喜庵待庵

自然を隠して自然に思う、それが待庵の空間である。客のための畳、亭主のための畳、あわせて二畳という最小の平面は、細い丸太の柱に、藁苆がちりばめられた土壁で囲われ、自然と共に暮らしていた庶民住宅の素材で組み立てられた建築である。待庵は、天正10年(1582)頃、山崎の合戦のあと、千利休が自邸に設けたものとみられる。しばらくして解体され保存されていたのだが、16世紀末から17世紀の初頭、現在の妙喜庵に移築されたと考えられる。
(茶室33選より)

見学先 妙喜庵「待庵」(国宝)
見学日時 ※終了しました
2023年11月23日(木・祝)
開会 9:30~ / 閉会 13:30(予定)
定 員 30名
※定員に達し次第締切り。
講師 桐浴邦夫(京都建築専門学校 副校長)
受付場所 大山崎ふるさとセンター
(詳細は参加証に記載)
地図はこちら
参加費 会員:3,000円(内消費税10% 272円)
一般:4,000円(内消費税10% 363円)
申込方法 締切:2023年11月10日(金)
(1) 催し名「第36回茶室見学会」
(2) 氏名(フリガナ)
(3) 会員・一般の別
(4) 職場名または学校名
(5) 郵便番号、住所
(6) 当日連絡先電話番号
※団体会員は、一口で1名です。
※受付完了後、参加費の振込先をご連絡いたします。
申込先 一般社団法人 日本建築協会(担当:中内)
TEL : 06-6946-6981 FAX : 06-6946-6984
E-mail:jigyoka@aaj.or.jp
登録番号:(T4120005003412)

■講師プロフィール
桐谷 邦夫
1960年和歌山県生まれ。
京都工芸繊維大学大学院修士課程で中村昌生先生に師事し、その後東京大学で博士号を取得。専門は、建築歴史意匠・茶の湯文化・伝統建築保存活用。著書に『茶室33選 利休・遠州から近代まで』(a+u建築と都市2022年11月臨時増刊)、『世界で一番やさしい茶室設計』(エクスナレッジ2020)、『茶の湯空間の近代』(思文閣出版2018)、『近代の茶室と数寄屋』(淡交社2004)などがある。

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