当プロジェクトは南海高野線堺東駅に近接した再々開発事業で、建築主は元建物の地権者で構成されており、再々開発事業として建築主のみならず各自治体や諸官庁、地域住民からも今回の新設建物が堺東駅のシンボルとなるよう望まれています。
建物は低層の地下2階から4階までが商業エリア、高層の5階から25階がタワーマンションで構成されており、低層（商業エリア）と高層（タワーマンション部）の間に免震層を設けた中間階免震構造となっています。見学会時点では10階躯体工事中（予定）でありますが、集合住宅ならではの生産性向上を図り、柱・梁・バルコニー・階段のPCa化、専有部スラブはスパンクリート合成床版を採用し、合理的な省人化を図っております。
仮設ではタワーパーキング最上階の本設鉄骨梁を利用しクライミングステージ工法を採用。無足場計画を実現しております。低層エリアでは主にBIMを活用し、作業所内だけにとどまらず各ステークホルダーに対し「3次元での見える化」によるプレゼンテーションを実践しておりますのでご紹介いたします。