安城市中心市街地拠点施設（愛称「アンフォーレ」）は、イベント等が行える「願いごと広場」と、図書情報館・ホールのある公共施設、スーパーやカルチャースクールが入る商業施設、民間の立体駐車場の3棟からなります。公共施設は、B1Fにホール、1Fに旅券・各種証明対応窓口、2～4Fが図書情報館となっています。商業施設は、1Fにスーパーマーケット・ドミーが、2Fに暮らしの学校がテナントとして入居します。
アンフォーレは、PFIで建設された公共施設と定期借地方式の民間施設の契約期間が異なるなど、たいへん複雑なプログラムの事業です。特に、図書情報館は指定管理者ではなく安城市の直営で運営され、最新のICT技術が整備されている点が注目されます。
外構の舗装には鍋谷浄水場で使用されていた煉瓦を再利用しており、外壁もその煉瓦との統一感を図るため、レンガタイルを外壁に用いるなど、外観にも特徴のある建物となっています。当日は、図書情報館長の岡田知之氏と三上建築事務所の益子一彦氏から説明と案内をして頂きます。