一般社団法人 日本建築協会 ARCHITECTURAL ASSOCIATION OF JAPAN

ごあいさつ

2026年を迎えて

あけましておめでとうございます。
2026年の年頭にあたり、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
会員の皆さまには平素より当協会の活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

さて、協会誌「建築と社会」の昨年の特集テーマは「未来」。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして開催された「2025大阪・関西万博」は、惜しまれつつ成功裏に閉幕しましたが、万博関連の記事も含めて様々な情報発信を行ってまいりました。委員会活動では、出版(協会誌「建築と社会」、協会企画による書籍)・事業(見学会、講演会、新入会員ガイダンス)・講習(施工計画実務講習会、仮設見積実務講習会)、顕彰(青年技術者顕彰、工高生デザインコンクール、片岡安賞)の分野で、意欲的な取り組みを進めることができました。また、「教育に資する団体正会員」制度のさらなる周知と勧誘、公式インスタグラムを活用した情報発信など、昨年度に種を播いた施策に継続して取り組みました。

会員の皆さまとの交流では、青年技術者交流会に続く、若手技術者フォーラムの創設・開催、恒例となった新入会員ガイダンス、各種見学会、及び、会員の集いINTOKYOなど、6月の定時総会後の交流会だけでなく、年間を通して、開かれた協会活動を積極的にアピールする機会を設け、いずれも好評を得てまいりました。京都・中国・東海各支部との連携はますます深まり、各支部主催のイベントにも参加することができました。京都支部の見学会、中国支部の講習会、東海支部の出版事業など、各支部それぞれで特色ある活動が行われていますが、今後、企画の相互乗り入れなどによる協働も進めていきたいと考えています。

そして、今後さらに活用を期待したいのは、協会本部オフィスの各種スペースです。大川が一望できる窓辺のワークスペースを、タッチダウンオフィスとして、あるいは相互交流のプラットフォームとして、常に会員の皆さまに役立つ「場」となるようにしたいと考えています。利便性向上のため、使用予定をスケジュール表にして公式インスタグラムで情報開示、随時更新しています。ぜひご活用いただきたいと思います。

さて、「建築と社会」2026年度の特集テーマは「再生」としました。これは「変化」「共創」「トランスフォーメーション」「未来」という歴年のテーマを後継し、1年後に控える協会創立110周年や、世に「皇寿」とされる111年目を見据え、協会の更なる発展の願いを込めた言葉でもあります。今年の干支「丙午(ひのえうま)」には、「勢いとエネルギーに満ち、活動的になる」という意味があるそうです。大正6(1917)年以来、109年間に及ぶ協会の歩みを、今一度、力強く躍動させる年にしたいと思います。

今年はスポーツイベントが目白押しで、3月には冬季オリンピック/パラリンピックとWBC(ワールドベースボールクラシック)、6月にはFIFAワールドカップ(サッカー)が開催されます。日本選手の活躍を期待するとともに、昭和100年、戦後80年、阪神大震災30年を経て、東日本大震災から15年を迎える今日、私たちはこれまでの歴史や経験の上に、未来を見据えて、様々な社会課題にどのように応え、建築や社会を「再生」していくことができるのか、共に考えていきましょう。

会員の皆さまの一層のご支援、ご協力をお願いし、年頭のごあいさつといたします。

会長 指田 孝太郎

会長
指田 孝太郎

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